現代美術家たちの本との関わりが垣間見られる、日比谷図書文化館の「DOMANI・明日展 PLUS×日比谷図書文化館本という樹、図書館という森」
小林孝亘「Moonlight」2014年 作家蔵
明日から日比谷文化館で、現代美術家たちの本との関わりを垣間見ることができる展覧会「日比谷図書文化館特別展DOMANI・明日展 PLUS×日比谷図書文化館本という樹、図書館という森」が開幕する。現代美術家たちの作品が展示されているとともに、彼らが推薦する本なども展示されている。出品作家は若林奮、寺崎百合子、宮永愛子、小林孝亘、蓮沼昌宏、折笠良に加えてゲスト作家の藤本由紀夫。
小林孝亘の本棚を再現した展示
同展は1967年にスタートした文化庁の「芸術家在外研修制度(現・新進芸術家海外研修制度)」の成果発表の場「DOMANI・明日展」の展開形として行われるもの。1階展示室に加えて3階図書フロアでも展示が行われる。作家たちの作品とともに、彼らがどんな本を読んできたのか、そうしたイメージの源泉に触れることができる展示となっている。
若林奮のスケッチブックや資料(「旧石器時代の美術に関する覚え書等」原稿)など
蓮沼昌宏「伊吹島」2016年 作家蔵
宮永愛子(右)と寺崎百合子(左)の作品
会期:2017年12月14日[木]- 2018年2月18日[日]
※ 休館日 12月18日(月)、12月29日(金)~1月3日(水)、1月15日(月)
観覧料:一般300円、大学・高校生200円
主催:文化庁、千代田区立日比谷図書文化館
協力: アート・ベンチャー・オフィス ショウ