世界一巨大なハニワも登場!「しきしまの大和へ 奈良大発掘スペシャル」展が古代出雲歴史博物館で3月19日から開幕
藤ノ木古墳の国宝・金銅製の冠や履(くつ)、二上山麓遺跡のナイフ形石器や橿原遺跡の重要文化財・縄文土器や土偶など、貴重な古代の遺物を数多く見ることができる奈良県立橿原考古学研究所附属博物館。同館が所蔵する世界一巨大なハニワや有名遺跡の出土品など、国宝や重文を含む貴重な資料を多数展示する「奈良県立橿原考古学研究所附属博物館蔵品巡回特別展「『しきしまの大和へ 奈良大発掘スペシャル』」が、3月19日から島根県の古代出雲歴史博物館にて開催される。
高さ2m42cmにもおよぶ世界一巨大なハニワや、「藤ノ木古墳」「黒塚古墳」などの歴史的な大発見とも言える有名遺跡の出土品、二つの勾玉を合わせたかたちをしているこの世にただ一つしかない勾玉など、貴重な資料が一堂に会する。
万葉集に「しきしまの」と枕詞を掛けられる大和には、古代日本の中心地であったことを示す遺跡が数多くあり、奈良県立橿原考古学研究所はこの大和の考古学を80年以上にわたって牽引してきた。今回の展覧会では、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館が所蔵・保管する出土品の数々を、東京・神奈川・福岡・島根の4都県で巡回展示する。古代出雲歴史博物館では、令和元年度に東京国立博物館で開催された特別展「出雲と大和」の成果をもとに、特別に国宝・重要文化財を含む貴重な資料を追加して展示する。
会 期 2021年3月19日(金)~ 2021年5月17日(月)※会期中の休館日:4月20日
開館時間 9時~18時 ※最終入館17時半
会 場 島根県立古代出雲歴史博物館 特別展示室
観覧料 一般1,000円/大学生500円/小中高生300円 ※各種割引については展覧会ホームページを参照
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